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2010年3月11日 (木)

Clarkdale Core i5-660・i5-661とMSI H55-GD65 とSKYTEC SKII-4401B(前編)

GPUが統合されたCPU、開発コードネーム「Clarkdale」(クラークデール)と呼ばれるところの「Core i5-660」などは、 PCの用途としてOffice(Excel・Word・Accessなど)での作業、WEB閲覧やメールなどのインターネット作業、DVD・Blu-ray ビデオや音楽・動画の鑑賞、たまに息抜きのためにちょっと「パンヤ」など・・・。って方にはピッタリのCPUだと思う。

CPUパッケージ内にGPUを統合したインテルのデスクトップ向けCPU、開発コードネーム「Clarkdale」(クラークデール)が今年の1月初めに発売された。
“初買い”(??)とばかりに、早速「Core i5-660」、「Core i5-661」などとH55チップセットマザーボードを購入して試していた。

その後、H55マザーボードを買い足し結局各社のものを数枚購入。各社のマザーボードとも、ここに来てやっとBIOSも落ち着いてきた感じだ。
ということで、今回はH55構成にピッタリだと思う少し懐かしいケースで1台組んでみた。

■ 「Clarkdale(クラークデール)」について
デスクトップ向けのCPUとしては製品名として「Core i5」には既にグラフィックス機能を持たないクアッドコアCore i5-750「Lynnfield」(リンフィールド)があり、グラフィックス機能を持つ(インテル HD グラフィックス)CPUを「Clarkdale」と呼び区別している。またLynnfieldは45nmプロセスルールで製造されているのに対して、ClarkdaleのCPUダイは32nmプロセスルール「Westmere」(ウェストメア)で製造されたデュアルコアとなる。統合されているGPUコアは45nmプロセスルール製造。


製品としては下記の7モデルとなる
・「Core i5の-670 -660 -661 -650
・「Core i3の-540 -530
・「Pentium G6950

このCPUパッケージに統合されたGPUダイ部にメモリコントローラとグラフィックスカード用のPCI Expressが統合され、感じとしては本当にG45の「GMCH」(ノースブリッジ部)をCPUパッケージに統合し、CPUダイとGPUダイをQPI(Quick Path Interconnect)で接続した形態だと思う。
G45でよく言われていたいわゆる“FSBボトルネック”とQPIの関係については、下記ページを参照ください。
※ちょっと直接的でないかも?と思うけど。感覚的に・・・。
 インテル® ハイパースレッディング・テクノロジー 1
 ページ下部参照

※ちなみにノート向けCPUの開発コードネームは「Arrandale」(アランデール)

◆Core i5-660 /Core i5-661
i5-660 と i5-661の基本的なスペックはGPUクロック数とTDPが違うだけだ。

Core i5-660 Core i5-661
コア数 2 2
HyperThreading 有り(論理CPU 4) 有り(論理CPU 4)
基本周波数 3.33GHz 3.33GHz
Turbo Boost 2段 3.46/3.60GHz 2段 3.46/3.60GHz
L2キャッシュ 256KB×2 256KB×2
L3キャッシュ 共有4MB 4MB
GPUクロック 733MHz 900MHz
TDP 73W 87W
対応メモリー DDR3-1333/1066 DDR3-1333/1066
CPUソケット LGA1156 LGA1156

違いは下記機能の有無になる。
Trusted Execution Technology
vPro
Virtualization Technology for Directed I/O (VT-d)
 またはIntel社のページ(PDF)
※参考:「2010年に進化するvPro、インターネット越しのPC管理が可能に」 / Enterprise Watch

それと、リテールのCPUクーラーがちょっと違った。
Core i5-661の物は銅芯だった。
クーラーの高さはCPUヒートスプレッダの接地面プレート部より約45mm。
sSpec・Stepping 情報
Core i5 Processor
Core i5-600, i3-500 Desktop Processor Series Design guides(PDF)

◆インテル HD グラフィックス
 このClarkdaleに統合されたグラフィックス機能を「Intel HD Graphics」と呼ぶ。
 下記を参照。
Quick Reference Guide to Intel HD Graphics
※「描画機能内蔵、新型Core i5-661を検証」/PC Online
CPU+GPUを統合したClarkdaleこと「Core i5-661」

PC Watch
 ページ中の「【表2】 Intel HD Graphicsの主な仕様」参照

■H55 Express チップセット
 H55 Express チップセットとClarkdale のブロックダイアログはこんな感じだ。

・H57にある「インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー」だが「インテル マトリクス・ストレージ・テクノロジー」の新名称。
H55にはRAID機能は付加されていない。

。H55 Expressチップセット側のPCI Expressの「500MB/s each」、上り-250MB/s、下り-250MB/s。
USB 3.0でよく言われるところの「帯域のボトルネック」ってこのことだな。


※H57に関するダイアログは下記も合わせて参照
2010年に進化するvPro、インターネット越しのPC管理が可能に」 / Enterprise Watch



「Clarkdale」、「H55チップセット」についての詳しくは、下記ページの記事を参照ください。
各記事とも大変詳しく、またベンチ結果なども豊富です。
・「CPU+GPUを統合したClarkdaleこと「Core i5-661」」/PC Watch
・「GPU内蔵CPU「Intel Core i5-661」の実力を見る」/ASCII.jp
・「Clarkdale徹底攻略!! 「Core i5-661」+「Intel DH55TC」を試す
   /マイコミジャーナル
・「描画機能内蔵、新型Core i5-661を検証」/PC Online
・「2010年に進化するvPro、インターネット越しのPC管理が可能に
   /Enterprise Watch
・「“かっとび”GPUを統合した「Core i5-661」の実力を正式発表“前”に検証する
   /ITmedia +D PC USER
・「Clarkdaleのグラフィックス機能追試。
  製品版ドライバで733MHz動作とオーバークロック動作を見る」/4Gamer.net

インテル 製品情報 プロセッサー
インテル H55 Express チップセット


【おまけ』
わかるような、わからないようなインテルのデモムービー
下記ページからリンクされています。
新 2010 インテル Core i5 プロセッサー
・インテルR ターボ・ブースト・テクノロジーのデモムービーを見る
・インテルR ハイパースレッディング・テクノロジーのデモムービーを見る
#なんで、オムライスやねん!

*********************************************

■下記テスト環境で試してみた

使用したパーツ
*********
[PCケース] バラックケース
[CPU] Intel Core i5-661
[CPUクーラー] リテール
          akasa
          AK-CC017 FREEDOM TOWER
[マザーボード] MSI H55-GD65
[メモリ] GeIL GV34GB1600C9DC
[電源] AeroCool V12XT-1000
[HDD] Western Digital WD5000AAKS
[ODD] 日立LG GH24NS50
*********

■マザーボードMSI H55-GD65について
MSI H55-GD65 の詳細についてはメーカーのページを参照ください。

◆BIOS
このマザーボード、購入時のBIOS Ver.1.0 だと少々動作が不安定な事があった。 Memtest86+を数周走らせていると数個のエラーが。
手元にある動作確認の取れた数種のメモリを試してみたのだが、唯一生き残ったのが「G. SKILL F3-10666CL9T-3GBNQ(1333MHz 1GB×2)だけの状態だった。
先日リリースされたBIOS Ver.1.2でこの現象は解消されています。
またMSIのフォーラムで上がっていたベータ版BIOSのVer.1.21・Ver.1.31もBIOS Ver.1.2に統合されているようです。
BIOSの更新はM-Flashでも、DOS起動化したUSBメモリでもOK!でした。

私の元で正常動作を確認したメモリですが・・・、
◇ G. SKILL F3-10666CL7D-4GBRH(1333MHz 2GB×2)
◇ G. SKILL F3-10666CL9D-4GBNQ(1333MHz 2GB×2)
◇ G. SKILL F3-10666CL7D-4GBECO(1333MHz 2GB×2)
◇ G. SKILL F3-10666CL9T-3GBNQ(1333MHz 1GB×2)
   ※1GB×3本セットの2本使用
◇ Kingston KVR1333D3N9K2/4G(1333MHz 2GB×2)
◇ GeIL GV32GB1600C8DC(1600MHz 2GB×2)
   ※1333MHzで動作させた状態
◇ OCZ OCZ3G1333LV4GK(1333MHz 2GB×2)
   ※SPDが1066MHzとなっているためMemory Ratio [5]で1333mHz設定
◇ CFD FSH1333D3G-K4G(1333MHz 2GB×2)
◇ UMAX Cetus DCDDR3-4GB-1333(1333MHz 2GB×2)

MSIのフォーラムの場合、欧州のフォーラム(ドイツなど)にベータ版BIOSがよく掲載されています。以前は英語版にもよく上がっていたんですが・・・。

◆PCIシンプル通信コントローラ
 OSインストール→各種デバイスのドライバをインストール後、デバイスマネージャに「ほかのデバイス」(Win7の場合)として『PCIシンプル通信コントローラ』が残る場合があります。マザーボード付属のドライバDVDなどから「Intel Management Engine Driver」をインストール。でドライバを認識します。
#って、これって「Remote PC Assist Technology」関係なのかなぁ??

◆バックパネルI/Oポート



・PS/2は1個。キーボード/マウス両方に対応。
→キーボード/マウスのどちらか、もしくは両方ともUSB接続。

・モニター出力端子は
DVI-D/D-Sub15ピン/HDMIの3ポート。
→同時に2画面への出力が可能。設定は、OS上の
 「グラフィックス/メディア コントロールパネル」で。
◆HDMI出力
HDMI出力の場合、モニターによってはPC起動時にMISロゴが表示されたタイミングで止まる事が何度かあった。この時点でリスタートすれば問題はないのだが。うーん!ね??
手動で入力方式を固定できるモニターでは問題がなく、HDMIで接続したTVでの動作にも問題はなかった。
このあたりは、PC側とモニター側の信号入出力のタイミング問題なのか??
まぁ、PCのモニター出力としてはDVI-Dを使用し、HDMIはTVなどAV機器の接続って形が一番問題がないように思う。

◆マルチモニター
ということで、上記の事だけ留意して、3つの出力ポートのそれぞれの組合せでモニター2台でのマルチモニターもOK!


◆HDMIでの音声出力
出力デバイスの設定で「インテル(R)ディスプレイ用オーディオ」を[既定のデバイス]に。
問題なく動作を確認。


◆地デジチューナー
 IODATA GV-MVP/HS3 の動作も問題なし。


◆スリープからの復帰
S1・S3スリープからの復帰もOK!


以降、 「Clarkdale Core i5-660・i5-661とMSI H55-GD65 とSKYTEC SKII-4401B(後編)」に続く。

ClarkdaleとH55マザーボードでの稼動テストとちょこっとOCテスト。
そして特性を活かし懐かしいケースに積んでみた。


私、この「Clarkdale + H55」、有りだと思う。

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